ひとしきりナポリのドゥオーモの内装を堪能し、改めて入口に立ち目の前の建物を見上げ
日本文化の一つと考えている城のイメージと比較する。
テレビなどで見たことがある姫路城、眼前に広がる教会。
眼前に広がる光景のほうが圧倒的に凄さを感じてしまっている。
しかし、これは適切な評価ではないことも確かなのだ。
なぜならば、私は多くを語れるほど姫路城を知らない。
ましてや、眼前に広がるナポリのドゥオーモも知らない。

ただ外観の美しさ、テレビで得た浅い知識、本などで得た知識…
それらを私が持っている小さな定規で測り比べているだけである。
私の世界は、自分が思っているよりも小さかったのだ。
僅かに恥ずかしさを感じながらも、小さいことを知ったからこそ
自分の世界が広がる可能性、高揚感を感じていた。
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