様々な感情が渦巻いていた。
このドゥオーモが建設された当時、どれだけの労力、お金、時間、人を使っていたのか。
どんな思いでそれぞれの彫刻、絵画、装飾品を作っていったのか。
”信仰”という言葉だけでは説明できない”何か”…
ふと、脳裏によぎったのは日本の建造物だった。

恥ずかしながら、私には大規模で、壮大で、人々の思いが交錯するような日本の建造物が思いつかなかった。しかし、それは私自身が無知なだけであることも知っている。
それほどまでに、長年、日本という国に住みながら”何も知らない”ということを噛みしめていた。
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